前向きの憂鬱

京都在住。ふとした激動を大事に。観光シーズンには観光地の紹介もします。

バイトをやめたその2

 Dさんは私とほぼ同じ時期に入ったが、当時のメンバーと年が近いこともあり、すぐに仲良くなったようだ。そうすると様々なタレコミがあったようでDさんが辞める日に私にそれらをすべて話してくれた。

 私が働く2~三年前、当時は別会社でありお互いのチームワークや話し合いでやり方を決めていたようだ。まずシフトはバイトリーダーであるYさんが作っていたようで、そのほかにもきれいな部屋をチェックする人にはもっとちゃんとした人がいたようで、その時はもっとベットメイク技術が発達していたようだ。

 しかし、一年前にTさんがバイトとして入り、半年前に社員としてホテルの管理を任された。そしてここからから歯車はくるっていった。それまでバイトやパートの中でお互いの役割を理解し、協調しあってきたことで成立していた業務はTさんの独壇場によりすべてが崩壊していった。シフトの管理はすべてTさんに任され、一か月ごとに組まれるようになったが、彼は面倒な話し合いを極端に嫌がるため、希望のシフトを平気で削ったり、希望日じゃない日にシフトを入れたりする。さらに業務のことについて改善点を進言しても全く聞いていない。しかし極めつけはDさんが希望していた15~20時ではなく、10~15時で入れられていたことだ。面接のときは朝の時間帯で練習してから15~20時の忙しい時間帯に入れるという話だったらしいが、ベテランのFさん(男)に聞いたところ同じ時間帯に入って練習したほうが早いから進言したほうがいいということがったらしい。しかし、Tさんはその進言を無視して勝手に朝の時間帯にシフトを入れていた。

 極端に話し合いを嫌うTさんは、自分で無能の管理職であるということになぜ気づかないのか?簡単に推測が付く。自分の能力の低さを認めきれずにすべてをyesマンでかたずけてしまうところだ。話をして思った、あの人は頭が回ってない。かといって注意深く見ることもないし熟考することもない。人も見ず業務もちゃんと行わず管理もせず、職務の怠慢という言葉を体現した人である。確かにTさんが言ったようにバイトは宝である。だがそれは一人一人目をこらして観察し、そのうえで全体の流れを見て彼女らとも話し合うことで信頼関係を築き上げることで初めて機能することばである。無能な管理職に宝などという言葉は使ってほしくない。自分の能力の低さを、このようなみっともない行為で守った結果、本当に有能な人はみんなやめて行ってしまった。宝石がなくなった宝箱に興味などもてるはずがない。

 これからは世間知らずの大学生や、お人よしをコマのようにしてレベルの低い運営をしていくのであろう。私は原石を使いつぶす浪費家の執事になるつもりはない。