前向きの憂鬱

京都在住。ふとした激動を大事に。観光シーズンには観光地の紹介もします。

南禅院

南禅院は鎌倉の末期に建てられた南禅寺発祥の地であり、当時の亀山天皇禅宗に帰依され、出家して法皇となった際に離宮として建設されたのが始まりとされている。南禅寺の中でも最も歴史が古く、その佇まいは約700年の歴史を彷彿とさせるものである。

建物について

亀山法皇の死後、離宮は遺構として残されていたが1393年の火災で焼失。当時の足利の北山御所の神殿を賜り再興されたがこれも応仁の乱(1467~77年)で全焼する。時は流れ、1703年徳川綱吉の母、桂昌院によって再建されこれが現在の建物である。建物の内陣中央には亀山法皇御木像(重要文化財)が祭られている。

 

庭園について

庭園は鎌倉末期を代する池泉回遊式庭園であり天竜寺庭園、苔寺庭園と並んで京都三大名勝に指定されている。

分かりずらいが、左奥には滝口の石組が組まれ真ん中奥の暗闇の池は曹源池と呼ばれ龍の形に作られている。

真ん中に見えるの島は蓬莱島であり、下池には心の字の形をした小さな島がある。下の写真を見てもらいとわかりやすいかもしれない。蓬莱島のすぐ下に石で心という字が刻まれている。

日本に唯一の鎌倉庭園が存在する南禅寺の中でも最も趣と歴史を感じ、安らぎを与える名勝、南禅院。南禅寺発祥の場所でぜひ歴史を感じてはいかがだろうか。

 

 

 

※2018年10月26日撮影

 

2018年11月21日撮影