前向きの憂鬱

京都在住。ふとした激動を大事に。観光シーズンには観光地の紹介もします。

なぜ人々は京都に惹かれるのか

こんにちは。gorihisaです。ブログを始めてから京都市内を観光することが増えました。最近は紅葉特集という形で様々な寺社仏閣を紹介し、京都についての理解も深まっていくうちに京都のすばらしさをと奥ゆかしさにきずくことが出来ました。

 

 

最初に感じたのは、紅葉なら他県にも有名な場所があります。例えば黒部渓谷は秋になると紅葉がとてもきれいになり、その美しさはまさに絶景です。そのほかにも宮城県の平泉なども京都に引けを取らない紅葉の美しさがあります。

このように紅葉がきれいで、京都よりも美しい地域はたくさんあります。ではなぜ、京都は観光地としてここまで有名になったのでしょうか。

 

多くの人は、寺院の数やお寺と紅葉は相性がいいからとかかつての都で歴史が残されているからといった理由がほとんどでしょう。しかし、私はもっと別のところに理由があると思うのです。

 

京都自体が観光地だから

まず街自体が観光地であることが珍しいことではないのかということです。ほとんどの場合史跡が残っているのは田舎です。しかもそれらは一つに観光地で独立してしまっているのです。例えば、熱田神宮名古屋市内にありますが、名古屋が寺院中心の町ではないため、独立した観光地として存在しています。

 京都は町の景観を崩さないようにうまく建物を配置しており、そのおかげで大きな寺院の存在を際立たせ、固有の観光地を訪れなくても観光気分を味わえるのが魅力であると思います。

 

もっと言うならそれのおかげで小さいお寺や地蔵の祠も強調されるために、どこでも見かける景色でさえ京都らしくしてしまいます。実際、京都をバスで走っても歩いても常に観光しているような気分になります。

奈良は

なぜ奈良よりも人気なのか

京都と同じような特性を持つ場所に奈良が存在します。奈良も桓武天皇平安京に遷都する前、平城京として都の役割を担いました。奈良の特徴は唐の中国文化に影響を受けた、壮大な建物と広い空間が特徴でこちらも観光客でにぎわいます。

奈良は町の大半が公園であるため、京都と同じくどこに行っても奈良らしさを感じさせます。しかし、観光宿泊客では奈良は京都より、はるかに少ないです。その理由は双方の空間性のあると私は考えます。

奈良は広い空間に巨大な建物が一つぽつんと存在する構図が多く、さらに京都のようなもみじの色彩が圧倒的に少ないため、歩いていて飽きやすいという特徴を持っています。また京都は町並みの中に固有の観光地がしっかりと敷地分けされているに対し、奈良はこの固有の観光地の敷地わけがされていまいために、奈良公園が一つの観光地であると認識されているところに違いがあると思います。

 

京都は例えば祇園は、店が立ち並ぶ四条通を東に進むと八坂神社というゴールがあります。そしてさらに南に下ると八坂の塔とともに京都らしい小道が現れ、最終ゴール地点が清水寺というプロセスが街並みによってある程度組まれているのが奈良にはないものだと考えています。

道に一本だけ立つもみじの風情、、古い日本家屋を基調とした街並み、安らかなせせらぎ、そしてそれらを際立たせる細い小道、、、、、、京都は平安時代の故人がもたらした、世界に誇れる大遺産です。