前向きの憂鬱

京都在住。ふとした激動を大事に。観光シーズンには観光地の紹介もします。

東寺の空間の特殊性

京都の代名詞ともいえる東寺の五重塔。その迫力は一目見ただけで人々を魅了し、京都に来たということを実感させてくれます。

 

 

遠くから見てもこの迫力です。東寺の境内に入るとわかりますが非常に隙間が多く、だだっ広いです。平地にこれだけ広大な敷地を持ちながらも、建物が独立しているように見えるのはコンパクトさに欠けるのではないかと思いましたが、今考えてみるとこの隙間があるからこそ五重塔の迫力が際立ってくるのではないかと思います。

京都には東寺、八坂の塔仁和寺醍醐寺五重塔がありますが、仁和寺醍醐寺は桜が主役であり、八坂の塔清水寺高山寺などの有名寺がある東山の文化財としての位置づけであるため五重塔が主役となるのは東寺だけであるといえます。

また東寺の五重塔は境内の端に位置していることも魅力だと思います。端っこにこれほど目立つ建物があるにも関わらず、ほかの建物の存在をかき消すことなく立っているからです。

もし、五重塔が境内の真ん中に立っていたらどうでしょうか?

おそらくほかの建造物や文化祭の存在を今よりも薄くしてしまっているでしょう。目立つ存在でありながらも出しゃばりすぎず、東寺の独特の雰囲気を醸し出す原動力となっています。

私はこれは本来脇役の五重塔だからこそできることであり、うまい具合にバランスを保ったいると感じました。だからこそ何回行っても不思議と飽きずに何回も楽しめるのだと思います。

皆さんも京都に来たからには東寺に足を運んでみてください。京都のすばらしさを再認識すると思いますよ!!!

 

 

東寺

〒 601-8473

京都市南区九条町1

 

アクセス

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拝観について

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