前向きの憂鬱

京都在住。ふとした激動を大事に。観光シーズンには観光地の紹介もします。

神護寺~~歴史深い紅葉スポット~

こんにちは。gorihisaです。

最近寒くなり、いよいよ京都も紅葉へとまっしぐらです。

よくよく考えるとわかることですが、紅葉は気温が下がると色づくために標高が高いところから徐々に色が変わってきます。

つまり、山に行けば紅葉を早く見られるということです。

今回は先週行ってまいりました京都市右京区にある高雄山にある神護寺についてご紹介したいと思います。

 

 

神護寺

京都府京都市右京区にある高雄山に建てられた真言宗のお寺です。

その昔、平安京造営の最高責任者であった和気清麻呂が都の北西に位置ており、古くから紅葉の名所として親しまれているこの辺りに愛宕五坊(白雲寺、月輪寺、日輪寺、伝法寺、高雄山寺のことで現在原形をとどめているのは高雄山寺と月輪寺)の一つとして神護寺の先駆けとなる高雄山寺を設立しました。この高雄山寺の時代には最澄空海が入山され、平安仏教の中心となっていきます。またこの寺で真言密教の基礎が空海真言密教の儀式とともにきずかれました。

 

そして824年に和気清麻呂がこの高雄山寺と国家安泰を祈願して建てられた神願寺をを合併して「神護国祚真言寺」と改めました。しかし、平安時代に二度の災害があり、ほとんどの建物が消失してしまいましたが1184年に後白河法皇の勅許を取得し、源頼朝の援助もあり、復興しました。

その後応仁の乱で再び焼失してしまいましたが、1623年に楼門、毘沙門堂、五大塔、鐘楼を再建し、1935年には昭和の名作といわれる金堂、多宝塔などが新築されて現在の姿となっております。・

実際に行ってみました

神護寺までは四条烏丸からバスで約50分です。バス停からは徒歩約十分で山門が見えてきます。

バス停から山門のちょうど中間地点に清滝川にかかる橋があります。ここは有名な紅葉スポットであり、秋になると一面が真っ赤に染まる絶景となります。

残念ながらまだ紅葉していませんでした(笑)

皮を渡ると石段が見えてきます。ご覧のように一か月前の台風の影響で木がへし折れています。ここでも台風の恐ろしさを痛感しました。

若干色づいている部分がありました。

 

 

 

 神護寺の山門が見えてきました。ことらの三門は1623年に再建されたものです。山門の両脇には四天王の増長天持国天が祭られています。

 

 

 

 

神護寺の境内

 

 中に入るとこのように広い空間が奥に細長く続いています。

 

 こちらには和気清麻呂が祭られた、和気清麻呂廟です。神護寺は高雄山寺と神願寺を合併してできた寺院ですが、神願寺を作ったのが和気清麻呂といわれています。

和気清麻呂平安時代に活躍した高級官僚であり、当時の藤原氏専制政治に不満を抱き、立ち向かった人としても知られています。

こちらは鐘楼といい、鐘を突く場所です。こちらの中にある梵鐘は平安時代鋳造の国宝工芸品です。

こちらは神護寺の金堂になります。中には本尊の薬師如来が保存されています。この薬師如来の周りには十二神将が祭られており、それぞれ頭の上に干支の動物が描かれています。薬師如来と同時に自分の干支が描かれている仏像を拝むとよいかもしれません。

写真で見ても迫力がありますが実際に見ると圧倒されます。

 

 こちらは神護寺境内奥の階段をすくし上ると見えてくる瓦投げのスポットです。こちらの景色は保津峡へと続く渓谷です。実はこの瓦投げは神護寺が発祥の地といわれています。

 小さな秋を見つけました(笑)

金堂の裏にある多宝塔の映像です。この多宝塔は年に2回のペースで公開されています。多宝塔の中には国宝の五大虚空蔵菩薩像が祭られています。平安時代はこの五大虚空蔵菩薩を使ってその年の富の繁栄と災害の除去を祈ったとされています。

 

(多宝塔拝観には別途500円必要)

弘法大師空海のゆかりの地はこのように大師堂と呼ばれる納涼坊(かつて空海が住んでいて場所)が存在します。大師堂は空海が祭られている場所で、こちらには板彫の弘法大師が祭られています。

 

1623年に再建された毘沙門堂です。もともとはこれが金堂で、本尊の薬師如来がここに安置されていました。内部には平安時代毘沙門天像が安置されていました。

 

まとめ

神護寺真言密教発祥の地であることから格式がかなり高いお寺です。そして山門までの道のりや境内にある建造物の立た住まい、そして秋に色ずく紅葉は観光スポットとしては申し分ありません。何より、山門までの道のりが険しいため、着いた時の嬉しさは平地のお寺では味わえないものがあります。

神護寺の紅葉は11月初旬ですから皆様も一回足を運んでみてはいかがでしょうか!

 

 

神護寺

〒616-8262

京都府京都市右京区梅ヶ畑高雄町5

📞075-861-1769

🚌 京都駅からJRバス「高雄・京北線」で約50分

  四条烏丸から市バス8号系統で約45分

🚙 国道162号線を「福王子」交差点から「京北・高雄」方面へ六キロ

 

拝観時間 9~16時

  料金 600円(小学生300円)